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解決事例

相続させる財産はない、と長男から言われていたが、財産を開示させ、4000万以上の現金の相続の分配を受けられた事例2020年11月12日更新

事案の概要
会社を経営していた母親が亡くなり、会社経営を継いだ長男が遺産の成立をしていたところ、他の兄弟には、遺産は残っておらず、会社財産しかないので、ほかに分配する遺産はないと一方的に言われていました。相談者様は、生前の母親の収入からしてそんなに財産がないはずがないと思い、何度も遺産があることを主張していましたが、まったく取り合ってくれず、母親が亡くなってから相当の期間がたってしまっていました。
また、お住まいから遠隔地であったこともあり、面と向かった話し合いがなかなかできない状態でした。
依頼者のご希望
法定相続分以上の相続を受けるつもりはないが、財産を全く明らかにしてくれず、一方的に遺産分割に応じろ、と言われて、慕っていた母親のことでもあり、いくら経営を任されている長男といえども納得できないとのお話があり、ご相談にいらっしゃいました。
遺産の透明性を明らかにして、母親がどの程度、どのくらいの遺産があったのかはっきりさせたい、一方的に言われるだけではなく、ちゃんとした話し合いをしたいとの希望がありました。
解決内容
相談者様が話し合いを希望していたこともあり、まずは独自に遺産を調査しました。
ある程度の遺産が判明した段階で、長男に対し、弁護士名でお手紙を送り、財産の開示を要求すること、こちらではある程度調査しているため、虚偽の開示、もしくは開示を無視した場合は、法的手続きに移行することなどを通知しました。
その後、長男から連絡があり、税理士が作成した財産一覧表を開示させましたが、こちらで調査した内容と照合すると漏れがあったため、そのことを指摘し、財産一覧表を訂正してもらいました。
そして、法定相続分については、依頼者が相続する権利があることなどを説明し、法定相続分相当額の現金を相続することで話し合いが成立しました。
遺産分割協議を作成して、相続人全員で押印後、清算し、無事解決に至り、事件終了となりました。
依頼者の声
最初は、まったく話し合いにならず、相続させる遺産はないといわれていたのですが、先生に依頼し、財産を調査してもらうと、多額の遺産があることが判明しました。
長男から開示された遺産の内容も漏れがあったりと、私だけでは全く解決できなかったと思います。
財産の内容も明らかになり、法定相続分の分配も受けられ、任意での話し合いで解決できたため、非常に満足しております。
弁護士からの一言
被相続人の生前に近くにいた相続人が他の相続人に対して、遺産を開示せず、独り占めするような事例は比較的多いです。
当事者本人では調査も限界があり、また、開示にも応じてくれないため、このような場合は、弁護士に依頼したほうが素早く解決に至ることもありますので、ご自身での解決が難しいと感じたら一度相談することをお勧めいたします。

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